月影の鎖

鬱ゲー苦手な私が月影の鎖【いいところ・残念なところ】をネタバレ無し徹底レビュー

杉本
杉本
こんちゃす!
共感しすぎて切ないゲームはプレイに気合がいる杉本(@otomechan_nel)です。

そうねェ。
感情移入しすぎて、気分が憂鬱に・・・なんてこともあるわね。

杉本
杉本
でも、とりあえず色んなジャンルに手を出してみる(笑)

てことで!! 今回は

月影の鎖 応援中!

月影の鎖~錯乱パラノイア~ 評価(レビュー)

をお届けします!

読みたいキャラがいたら、目次から飛んでくれよな!

月影の鎖~錯乱パラノイア~ 公式サイト

1.月影のいいところ

まずは月影のよかったところをご紹介します。

  • シナリオがよく練られてる
  • 鬱・闇・悲恋が好きな人にはもってこい
  • 周回プレイがサクサク
  • スチル・立ち絵・背景がきれい

1-1.シナリオがよく練られてる

プレイヤーが十中八九、気分が沈む程度にはよく練られてます。

  • 集団心理
  • 大正末期
  • 暗い過去

この要素をうまーく使って、作品を作り上げていますね。

残月島(ざんげつとう)という小さいコミュニティの集団心理。

村八分に異人蔑視。

それが恐ろしいほどに細かく描かれてるんです。

 

そこに、主人公や他のキャラの生い立ちの深さが加わるので、

感情移入する人は、避けた方がいいor覚悟を持ってやったほうがいい作品です。

 

気持ちが疲れます。

暗い部分に対しての作り込みがすごすぎて。

 

普段から鬱ゲーをやり慣れてる人は大丈夫だと思いますが、免疫ないとキツイですね。

私も鬱ゲーは、初といっていいレベルで。

感情移入しないように注意しながら進めた節はあります(笑)

 

それと、周回を重ねると、理不尽だったり、卑屈だったりで、

「なんでそーなるんだよっっ!!(# ゚Д゚)」ってツッコミいれたくなってきます。

気持ちが沈むよりも、怒りになってくるw

 

反対に、事件が解説したり、明るい方に向かうときは、呆気ないほどなんですけどね(笑)

だから、ライターさんも意図的に暗い部分を丁寧に描いてるんだろうなと思います。

1-2.周回プレイがサクサク

システム面は言うことなしです。

スキップもあるし、QS・QLもある。
オートセーブもしてくれるし、セーブデータごとに鍵までつけれます。

PSPのゲームでそこまでの機能必要だったかね?(笑)ってぐらいに充実してます。

 

ただ、下の「気になるところ」でも書きましたが、

機能がありすぎるがゆえに、ボタン配置が乙女ゲーらしからぬ配置になってて、説明書読まないと気づかない(笑)

1-3.鬱・闇・悲恋が好きな人にはもってこい

この作品は間違いなく「鬱ゲー」です。

なにせ、恋愛エンドでも、相手によっては救われた感があまりないですからね!

私が求める「救われたレベル」が高いのかもしれないですけど(笑)

 

でも、最後はみんな笑っててほしいし、幸せになってほしいし。

幸せの定義はさておき。

 

本人のルートでは恋愛エンドでさえ病に倒れるのに、

他の人のルートだとピンピンしてて平気なんて納得がいかん(笑)

だったら共通設定として、病に倒れてくれ(笑)

 

そして、恋愛エンドでも、道中の暗さが半端ないです。

誹謗中傷がどストレートにきます。

 

お前のせいで

お前さえいなければ

消えろ

出ていけ

恥知らず

お前なんか来なければ

 

なーんて言葉が、もっとリアリティもってぶつけられます。

そして、主人公自身も鬱々してるので(生い立ち的に仕方がない部分もありますが)

 

私の責任だ

私がしっかりしていれば

私がいなければ

居場所がない

無意味

役立たず

 

そんな言葉もバッシバシ出てきます。 主人公が自分で思っちゃうので、手に負えません。

攻略相手が助けてくれるのを待つのみです。

 

大抵の乙女ゲー主人公なら、そういう場面でも「いいや、私には私のできることが」って奮い立つんですけど、

月影の主人公ちゃんは、生い立ちが起因してて、 人に捨てられることが怖い。

 

だから、価値ある自分でいなければならない。

そのためには迷惑をかけてはいけない。

 

って感じの思考なので、なかなかネガティブから抜け出せません。

 

ルートによっては、恋愛エンドでえっらい前向きになってくれるのですくわれるところもありますが(笑)

 

そんなわけで、シナリオも主人公も鬱々の、鬱ゲーです。

 

でも、

それがいい!! そういうのを求めてた!!

 

って方には、ホントぴったりだと思います。

1-4.スチル・立ち絵・背景がきれい

これは文句なし!

画面切り替えとかちょっと違和感あったけど、背景や、立ち絵、スチルそのものはきれいだった!

雰囲気にすごく合ってたし、作品の世界観を作り出していました。

 

涙で滲んだり、めまいがして視界が霞む演出はよかった。

私自身が目がかすんだのかと思ってビビったけど(笑)

2.気になるところ

では、お次は気になるところです。
とはいえ、そんなに大きいマイナス面ではないです。

  1. マイナス・ネガティブに引きずられる
  2. 主人公がとことんネガティブ(卑屈)
  3. 多機能すぎる(笑)

2-1.マイナス・ネガティブに引きずられる

先述したように、周りの状況も、主人公自身も鬱々してるので…

逃げ場がない/(^o^)\

 

ってーことで、感情移入するとあっという間に引きずられます。

底なし沼みたいに、ずぶずぶしていきます。

普段から感情移入しやすくて、相手の気持ちをよくよく考えてしまう人はプレイがキツイかもしれません。

 

私もどちらかといえば感情移入しやすいタイプなんですが、

今回は事前に「感情移入してプレイするとキツイ」

ことをフォロワーさんに教えてもらっていたので、しないように気をつけてました(笑)

 

それでも、ホロリ来る場面はあったけど!

そのホロリは切なくてのホロリです。

決して、「鬱々しててツラい……」ってわけではありません(笑)

2-2.主人公がとことんネガティブ(卑屈)

こちらも先程書いてしまいましたが(笑)

最初、「主人公慇懃無礼すぎじゃろ」と思ってたぐらいでして(笑)

 

言葉遣いが、17歳じゃないし、いくらお店の女将で一人で切り盛りしてるからって、それはねーだろってぐらいに丁寧だったんですよね。

文語を喋ってるような。

 

で、とあるキャラも言うんですが

謙虚を通り越して、卑屈になってるんですよ。

 

だから、最初のうちは、主人公に対してイライラを感じる場面もありました(笑)

「自分のこと完璧超人か何かかと思ってるのかね?」

「人間なんて失敗して当たり前だし、失敗したあとどうするかだろ?」

って思ってしまう(笑)

 

プレイ回数重ねると慣れますけどね(笑) 慣れって怖いわー\(^o^)/

2-3.多機能すぎる(笑)

システム面が充実しすぎていて、まさかのアナログパッドまで使う。

 

乙女ゲーでアナログパッド使ったのvitaminぐらい…かな?

好感度みるのに△長押しは気づかないー\(^o^)/

3.全体感想

初回プレイ時の最初の感想は、

  • 主人公が謙虚すぎて皮肉っぽい
  • 暗転(場面転換するときに暗くなること)が多い
  • 田舎の古い習慣を感じる

ということでした(笑)

完全にマイナスイメージw

 

「暗闇の中に一筋の光をみつける」話なので、全体的に暗いことはイメージしながら始めましたが……。

 

最初はいまいち世界観に入り込めませんでした。

丁寧に説明してくれてあるんだけど、暗転多すぎて、気持ちが切れてしまう。

 

シナリオライター4人なんですが、理屈っぽいというか、

「大正」という時代を意識してか、

変に堅苦しい言い回ししてくるから、物語というより説明文読んでる感じ。

 

ただ、乙女ゲーにはあまりないストーリー展開で、

題材そのものは面白かったです。

 

恋愛要素はオマケと思ってプレイした方がいいなと。

主人公が住んでいる紅霞市の行く末を見守るストーリーだから。

 

作品紹介にあるように、「一筋の光を見つける」ってのは、いい得て妙。

 

んーなんだろな、これ、乙女ゲーとしてジャンル分けするには微妙すぎて…。

サウンドノベル…とでも言ったほうが。乙女ゲーの期待をしないほうがいいかも。

 

そして、主人公の喋りが恐縮しすぎてて、合わないー(T_T)

理由も説明はしてくれるんですけど。

両親との不仲、母親が自分の存在を認知してくれないとか。

 

それも後半の行動や性格の変化が生きてくるようにするためかもしれないけど、キツイ。

過去が過去だから、しっかりしないと見捨てられるっていう強迫観念のようなものがあるのはわかるんだけどね。

 

ということで、重い。設定がまず重い。

◆◇◆

 

それから、主人公が暮らしている紅霞市の人たち。どうしようもねえな!(笑)

自分たちで考えないで、他所から来た人に全部押し付けて。

不満だけはご立派にまくしたてて言って。

も~見ててイラッとする(笑)

 

村八分とかもだけど、知識としてしか知らないけど、そういうふうになるんだよね。

主人公への誹謗中傷。

 

ここは感情入れ込みすぎると自分がやられるなと思って、文章なぞる感じで読んでしまった。

それぐらいに、リアリティがあった…。

キツイ人はこのあたりでキツくなってくると思います。

 

特にストーリー上、

変に引っかかるところは残らなかったし、伏線回収してくれてるし

おさまりは良かったなと思います。

 

ただ、初心者向けではないかなあ…(´・ω・`)

選択肢の難易度もさることながら、恋愛したくて乙女ゲーやってる人とは、方向性が合わないかも。

 

悲恋好きです!切ない話読みたいです!っていう場合はドンピシャだと思う。

むしろ緩いかも(笑)

6.まとめ

以上、

月影の鎖~錯乱パラノイア~ レビュー

でした!

 

鬱ゲーは普段プレイしませんが…これはこれで楽しめました。

ただ、明るい気分にはなれないので、プレイするタイミングを考えたり、
他の作品と並行してプレイしたほうがいいかも??

ぜひぜひ、あなたの感想もおよせください♪

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ABOUT ME
杉本
乙女ゲー歴10年以上のアラサー。「一人でも多くの人に乙女ゲーを知ってもらい、幸せの選択肢を増やしてほしい」という願いのもと、当メディアを運営中。 乙女ゲー以外にもRPG、シミュレーションなんでもござれ。ゲーム以外の趣味は旅行。聖地巡礼として外国・国内フラフラしてます。 日本語教師もやってます。