鬱ゲー苦手な私が月影の鎖をフルコンできたので各キャラ感想

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有川
こんちゃす!
ゲームは基本、楽しむためにやると思っている有川(@otomechan_nel)です。
てことは、今回の作品は結構キツかったんじゃねえの?
有川
やらず嫌いは良くないかなと思って、チャレンジしてみました(笑)
結果、非常に「考えさせられる」作品だったので、よかったですが。

てことで!! 
今回は

月影の鎖 応援中!

月影の鎖~錯乱パラノイア~ 感想

をお届けします!

[aside type=”normal”]攻略順は「神楽坂響→榛名望→猪口渉→望月理也(→大井川護)」

事前情報無くプレイしてます。

※スチル有りのネタバレ全開です!!
※スクショはスマホのカメラで撮ってるので、画質は期待しちゃだめです。ご容赦をば。[/aside]

読みたいキャラがいたら、目次から飛んでくれよな!

月影の鎖~錯乱パラノイア~ 公式サイト

目次

1.まさかの40歳・神楽坂 響

声優:新垣樽助

最初にやったのは、この人が中心人物っぽくて、一番ストーリー全容が把握できるかなと思ったので。

一人目だったので、月影の全体的なストーリーを掴みつつ…
だったので、あんまり神楽坂さん自体に、入れ込めなかった(笑)

と、いうのと、神楽坂さん全部のエンドやったあとでも「すげえ人だな」ぐらいにしか思えない自分がいて…

紅霞青年団の団長として、色んな人から一方的に頼られてるし。
これは市民が他力本願の塊だったので、「神楽坂さん、そのへんの教育頑張らな」と密かに思っていましたが(笑)

神楽坂さん自身、人と距離をつめてこないし、主人公も一定の距離を保とうとする人だから、
お互いなかなか親密にならない…!!

と、思ったら、恋愛エンドでは
主人公が積極的に動いたので驚きました(笑)

そして、恋愛エンドでも神楽坂さんがいなくなっちゃうのは避けられないっていうのが、悲しいですね。
個人的に、恋愛エンドぐらいはご都合主義でも救ってあげてほしかったかなぁ、なんて。

子どもがいたことが、主人公にとって支えになるし、幸せにつながったんだよな、と。
恋愛エンドは、神楽坂さん幸せだったんだろか。

あとは、主人公が想いをうちあけたあとのチュースチルは、艶やかでよかったね!!
男として責任とるって言葉、ひゅー!!
愛情エンドの子は、この時の子ってことでいいのかな…??

説明書の「一筋の光」回収ー!!と思って撮ったスチルでした(笑©TAKUYO

特に変に引っかかるところは残らなかったから伏線回収してくれてるし、おさまりは良かったなと思います。

…あけすけに言うと、印象深いシーンがあまりないんだよな、神楽坂さん…(/ω・\)チラッ
他の方の感想ちらっとみたら、お祭りのときの簪のシーンとか書いてあって、「あ、そういえば…」みたいな感じだった(笑)
あの簪、青年団に入ったあとは、ずっとつけてたとか、なんか、もうちよい活かしてくれればな…とも。

そういえば、パラノイアの意味調べたら、

妄想を持ち続ける精神病

とのことなので、その時点で、この作品の儚さというか…病んでる感が示唆されてるんですね。

ところで、この作品も、『花咲くまにまに』もだけど、
花柳街って…よく火事になるね…!

2.ずっぶずぶな二人に・榛名 望

声優:成瀬誠

榛名自身の生い立ちもそこそこ強烈だったー!!
主人公もだけど、二人してずぶずぶだな。

自分の感情殺してるし、無視してるし。そうなるのは理解できるよ。いや。理解できるというか想像はできる。
けど、ここまでくると、共感しにくい…。

それは私が自分で共感することにセーブかけてる(共感しようとするとキツイの目に見えてるし)からなのかもしれないし、
本気で「そこまで?」って思ってるところもあるし。

役に立つ人間になろうっていう主人公の気持ちはよくわかる。
榛名が自分の価値を見つけて、今度は自分が…って思うのもわかる。なんだろな、どっかで二人とも気づけたら良かったのにな、って。

他人からの評価で生きてても意味がないってこと。自己肯定してあげなきゃいけないことに。
誰かに自分の価値を認めてもらうことで生きてるから、二人はお互いの価値を認めることで、支え合うのを通り越して依存しあうことになってしまい。
傷つけることさえ愛だと錯覚してしまうという……。

二人が幸せならいいけど……
歪んでんなーとは思わざるを得ない。

いや、それがこの作品のテーマでもあるんだろうけど。そう思うと踊らされてるようで(笑)

榛名は先に拒絶エンド、入水エンドをやったんですけど。

歪んでる愛だからこそ、君を殺して僕も死ぬ。©TAKUYO

なんか、いっそ入水エンドのがキレイだったし、二人とも幸せそうだった(笑)

「月がきれいですね」からの「死んでもいい」
あの会話の流れはキレイだったし、二人らしかったなーと思う!
拒絶エンドは、お互い欺いてて、あげく二人とも辛い選択肢になってるし。歪んでるなぁ…!!

榛名の考え方で共感できのは、記憶に残る方を選ぶってやつ。

©TAKUYO

忘れられてしまうぐらいなら、嫌われてもなんでも記憶に残る方を選ぶ。
これはなんか共感できた。ただ、私は「嫌われても」ってところは同じ行動はできないけど(笑)
榛名は考え方に縛られてるから、実直にその考えに基づいて行動するタイプだもんなー。そこは強い。

それをうっかりひっくり返しちゃったのが、主人公を庇った事件なわけだが。
ここの榛名の考え方が、なるほどなーって思った。一時の感情に流されないで、やり過ごして…っていう。

この考え方、どうやってたどり着いたん…!両親とのごちゃごちゃ?©TAKUYO

そして、愛情エンドは、ちゃんと前向きに生きてくれてよかった。
「傷つけ合うのは今だけ」っていう主人公の言葉を聞けてホッとしました。

そして、君のためならっていいながら自分を殺すんじゃなくて、
「やっぱ自分の恋の成就も願っちゃう」っていう榛名がいてくれてよかった!

うん、エンドあとの二人を見てても、お互いのずぶずぶ感がありつつも、その上に新しい考え方で関係を作っていってるし。
鎖に縛られてない、っていうエピローグを見れたので一安心。

自他ともにゆがんでると認めてる二人なら、それはそれで幸せかな。©TAKUYO

そして、このゲームの「鎖に縛られる」ってのが、重くて暗い結末しか迎えないっていう…
その言葉と定義でうまーくエンドコントロールしてるなあ、と。

3.月影の良心・猪口 渉

声優:浅沼晋太郎

お祭りのときとか、すごくよかったです。

これまでにない和やかな雰囲気…
港での戯れ…
ノアくんとのおでかけ…

なにもかもが、眩しい(笑)

このゲームでこんなに穏やかなシーンがあるなんて、と思いながら進めていたら!!
かくれんぼでくさったオバサンが出てきた!!!(# ゚Д゚)
なんだこいつは!!!
さも自分が正しいかのように!!腹立たしいわ全く。

ま、この島にはこの島のルールがあるのはわかる。出たことなければ他の価値観や考え方が入ってこないだろうし、まさしくそれは住民の鎖だから。
にしても、見た目が違うってだけで!!ぷんすこ!!ヽ(`Д´)ノプンプン
(見た目が違うことからの差別は、昔からあるし、世界規模で根付いてるから仕方ないことなのは分かるけど!)

神楽坂さんのときも、榛名んときも、主人公に対する誹謗中傷だったから、「腐ってんなこいつら」ってだけで終えれたけど。
何もしてないノアくんを悪く言うやつは腐ってる上に、もう、なんだ!!サイテーだ!(榛名に語彙が乏しいっていわれるやつ(笑)
ほんっとに、エレンさんが住人たちの前で「腐った住民共め!!死ぬがいい!!」とか言い出さないからすげぇ(笑)
聖女かあなたは。

その代わり菖蒲さんがバシバシ言ってくれたから、少しスカッとした。
カッコよかったです。姐さん。

菖蒲姐さんー!!©TAKUYO

そして、榛名のときよりは主人公が前向きだから、ズブズブ度合いは低かったかな、と。

猪口さんが先手先手で、

自分を卑下するな
感情をおさえるな

って言ってくれてるし。

もっと言ってやって(笑)©TAKUYO

猪口さんルートの榛名は、爽やかにいい人で、榛名ルートやったあとだと、ちょっと驚き(笑)
主人公が猪口さんを選んだこと、引きずらずに、応援までする…ホントに、猪口さんのことが大切なんだなあ。

©TAKUYO

猪口さん自身は、夢もあるし、誠実だし、包容力あるし、落ち着きあるし
……この人のルートが、一番じゃね???

神楽坂さんも、榛名も、愛情エンドでもスッキリしない感じだったけど、猪口さんは違った!
告白シーン、主人公から先に言うとは思わなかったけど(笑)そのあと猪口さんもちゃんと言ってくれたし。

その前の、猪口さんに甘えるシーン。あの包容力は、歳上じゃないとだせないよねー。
神楽坂さんは年上だけど、包容力じゃなくて…ついていきますって感じになっちゃうからな(笑)

エンド後、もっかい祭り行って、気持ちが離れる云々の話をしてたときの猪口さんの、この言葉。

©TAKUYO

またふりむかせるとか、ふぅー!!かっこいー!!!
時折見せる男らしさにドキッとするー!(笑)

猪口さんルートの主人公ちゃんは、早くから前向きに生きてくれてたから、近くにいる人の影響って大きいな……って(遠い目
猪口さんルートは、普通に、ドキッとする場面がたくさんあったので、スクショだけ載せときます(笑)

子どもとして見てないよ、ってことだよね。ふー!!!©TAKUYO

紳士エロす!!©TAKUYO

あとお兄ちゃんがいい人過ぎてホロリ。榛名んときもテンション高かったけど、猪口さんときのお兄ちゃんには、よりテンション高かったな(笑)
村八分を選んだときの兄ちゃんカッコいいし。

どのルートでもお兄ちゃんはカッコいい。©TAKUYO

猪口さん紳士すぎて…22には見えない…このゲーム全体的に年齢若めだけど…
だってお兄ちゃんと望月さんが同い年とか、見えない見えない。二人とも25くらいしょ。
てか望月さんより、お兄ちゃんのが年上に見える。猪口さんは27,8。よくいえば30。逆に、神楽坂さんが40ってのも…いって35。
と、いうのは、自分の年齢があがったからだろうな。17の頃にやってたら、22も随分大人に見えたもんだ(笑

4.どこまでも真っ直ぐな人・望月 理也

声優:松岡禎丞

笑顔が眩しい望月さん!!

©TAKUYO

望月さん…そして神楽坂さんもだけど。
青年団ルートだと、とことん主人公が卑屈になってるから、みてて、むきぃ!!ってなる(笑)
んもー人に迷惑かけないように生きるとか、生きてる時点で無理だから!!

望月さん自身は、すごーーーい真面目な人で、贈り物するにも理由むっちゃ考えてて。
いや、まあ、それじゃないと主人公が受け取らないからなんだけど。

そして、匿ってもらってるとき、健気に会いに来てくれる望月さん、むっちゃ優しい。優しさの大安売り(by菖蒲さん)

真面目だし、丁寧だし、実直。
恋愛エンドの主人公ちゃんが、最後護身術的なものまで習いだして、とことん前向きだったので良かったです(笑)
てかちゅースチルない?エンド後、寸止めで、お互いに焦らして意地悪してたら

寸・止・め★©TAKUYO

……お兄ちゃーーーん!!!\(^o^)/邪魔だよー!!
あんときばかりは、お兄ちゃんを恨んだよ(笑)邪魔をしおって(笑)

途中、こうかろうに半ば閉じ込められてるような生活だったので、何がどうなってるかわからんかったり、進展がないなぁって感じでしたが。
最後、呆気なく深海が身を引いていったので、まさに何だからわからないうちに終わったって感じでした(笑)
時々菖蒲さんが話してくれたりはしたものの、他のルートよりは閉鎖的だったね。
その代わり、深海個人の話がたくさん出てきたし、これはこれで全体に関わるところだったからヨシ。

主人公が、家に戻って、望月さんが来てくれて、告白してくれる場面がひたすら可愛かったかな(笑)

©TAKUYO

自分から抱きしめたら、そういうことだって思ってください、っていう、あの言葉。によによによ。

けど、エンド後抱きしめたー!と思った割にまだ我慢するじゃん!!(笑)
いいのよ、たまには強引でも!

ともあれ、恋愛エンドは猪口さん同様、いい感じに終わってくれたので良かった。
「夫婦になってくれませんか」の言葉は、ニヤニヤがとまらんね!!

©TAKUYO

そして、その他依存エンド…とかとか。

依存エンドでも、主人公が死んじゃうエンドでも、望月さんの忍耐深さというか、なんだろ、あれも望月さん的には依存…なんだろうか。
あそこまでされたら、引かない?って思うところを、「支えてあげなきゃ」って思うのがすごい。
実際、自分が好きな人が、あーなって頼ってきたら支えようと思うんだろうか。

ともあれ、どこまでも優しい望月さんはホントすごい。
依存エンドで殺されかけてもなお一緒にいれる望月さん……神楽坂さんが「共依存になるなよ」とは言ってたけど、あれはもう共依存状態だよねえ…。

主人公が死んじゃうエンドが一番泣けた。
てか、何だかんだ、月影で泣けたの初めてかも。

望月さんが、「俺が殺した」って責めてることが辛かった
真面目で、まっすぐだからなあ、あの子。

山に入って、多分あのあと一緒に寝ちゃうんだろうけど…なんか、榛名んときもだったけど、二人が幸せなら、それはそれでいいのかなって思った。
残された人の気持ちが、とか言うけど。
本人たちは苦しいんだよね。それを救う手立てが「死」であるなら、二人が選んで幸せなら、それでいいのかもと思う。

まあ、でも、そうは言っても私が残される側なら、なにがなんでも止めたいけど。

そしてサエさん?サヤさん?がどうなったのか、どのルートでもわからなかった(笑)
かませってか、こうかろうに置ける誹謗中傷役でした(笑)店にいたときだったら、商店街の人とか街の人だった役割が彼女に移ったようです(笑)

個人的には望月さんが何かの時に、主人公に毒吐いてるサエ?さんを見つけて、諌めてほしかったなー。
でも、それはそれでまたどろどろの発端になるのか…

あーあと、依存か死んじゃうエンドで、お兄ちゃんが「助けてくれ」って言ってたけど、お兄ちゃんでもそれはできたと思うんだ。
と、いうのは私がお兄ちゃんを好きだからですね(笑)
主人公の心を揺さぶったのは、望月さんだもんな。
でも、お兄ちゃんだって、主人公の心に言葉を届けて変えていったと思うんだけどなー。

オマケ:

©TAKUYO

禿同。

5.どんな時でも見守ってくれる・大井川護

声優:三浦祥朗

さて、最後はおまけ程度にお兄ちゃん!!!

お兄ちゃんの、肌ーーー!!!\(^o^)/(そこをスクショはしていないという)
また、なんていうか、他のルートでお兄ちゃんのかっこいいところたくさん見せてもらったので、お兄ちゃんルートは、ホントオマケでした(笑)

ここで、他のルートでかっこよかったお兄ちゃんの一部をご紹介。

©TAKUYO
既読になってて、ちょっと文字読みにくいですが;「お前を泣かす男はもういらない」って言葉が、しびれる。

この私服姿のお兄ちゃんもかっこいいー!!下が白の長パンなんですけど、和洋混合の服が似合ってて眩しすぎる。©TAKUYO

同い年だからか、テンション高めなお兄ちゃん。©TAKUYO

FDのモラトリアムでは、お兄ちゃんルートがちゃんとあるらしいので。そっちですな!

モラトリアム公式ページ

このパッケージのお兄ちゃん、エロカッコイイんですけど…!!

6.まとめ

以上、

月影の鎖~錯乱パラノイア~ 感想

でした!

月影自体の感想はまた別記事【月影のよかったところ・気になるところ】で書こうと思いますが、

正直、鬱ゲーは嫌煙してたので、楽しめるか不安でした。
実際、キツい表現があったので、「これはもっていかれる」と何度も思いましたし(笑)
でも、ストーリーそのものは、なかなか奥が深かったので展開が気になって最後まで楽しめました!(*´ェ`*)

ぜひぜひ、あなたの感想もおよせください♪

下のコメント欄でも、私のTwitter(@otomechan_nel)にリプでもOKです!お気軽にヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

作品全体の感想記事は【月影のよかったところ・気になるところ】こちらで!

では、ここまでお読み頂きありがとうございました!

当ページは、「月影の鎖~錯乱パラノイア~」の画像を利用しております。画像の著作権はすべて©TAKUYOに帰属します。
該当画像の転載・配布等は禁止しております。

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この記事を書いた人

乙女ゲー歴15年以上のアラサー。「一人でも多くの人に乙女ゲーを知ってもらい、幸せの選択肢を増やしてほしい」という願いのもと、当メディアを運営中。
乙女ゲー以外にもRPG、シミュレーションなんでもござれ。ゲーム以外の趣味は旅行。聖地巡礼として外国・国内フラフラしてます。
日本語教師もやってます。

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