好きなものにはマニアックな姿勢でいたい有川(@otomechan_nel)です。
と、いうのはおいといて。
今回は、
乙女ゲー道を極める!
制作会社による作品傾向
を紹介します。
新しい乙女ゲーを探す指針にもなるので、知っておくとかなり便利ですよ♪
[aside type=”warning”]あくまで「傾向」であり、「A会社=ヤンデレ作品」のようにガチッと決まっているわけではありません。
ただ、似た傾向の作品を探したい時、同じ制作会社の物から当たりをつけていくと時短になります。[/aside]
この会社がない!などリクエストは随時募集しております♪
- オトメイト(アイディアファクトリー)
- カプコン
- コナミ
- ネオロマンス(コーエー)
- ブロッコリー
- COMFORT
- D3パブリッシャー
- Daisy2
- dramatic create
- eXtend
- honeybee
- Primula
- PROTOTYPE
- QuinRose
- Rejet
- TAKUYO
1.オトメイト(アイディアファクトリー)
乙女ゲームと言えばオトメイト。実はオトメイトという会社そのものはありません。
株式会社アイディアファクトリーのブランドとして「オトメイト」というものがあります。
【作品傾向】
- ノベル形式が多い
- 作品数が多い
- その分ジャンルも多い(明るい・シリアス・鬱etc)
- 作品数が多いゆえに当たり外れが大きい
【代表作品】
- 薄桜鬼
- 緋色の欠片
- AMNESIA
など
ゆえに、傾向が絞りにくいですが、ノベルゲーが多いという点はおさえておきたいところ。
とはいえ、ワンド・オブ・フォーチュンのように作業ガッツリ型もあるので、侮ることなかれ。
しかし、作品数が多いがゆえに作品ごとの完成度の差が大きいのもネック。買うときには、レビューを確認しておいたほうが吉。
2.カプコン
バイオハザードシリーズや、戦国BASARAシリーズ、逆転裁判シリーズ、モンスターハンターシリーズなど有名作品を数多く手がける会社。
奇抜なアイディアで虚を突く作品が多く、乙女ゲーでも他に類を見ない作品を生み出しています。
【作品傾向】
- 奇抜なアイディア
- 笑いもありつつシリアス
【代表作品】
- フルハウスキス
- フルハウスキス2
- 囚われのパルマ(アプリ)
ゲームシステムも家政婦パートがあって、家事の勉強にもなるし(笑)ストーリーも学園サスペンス風。サスペンスというか、学園の真実を暴いていくっていうもの。
ぜひともvitaに移植してほしい!
3.コナミ
ウイニングイレブンシリーズ、実況パワフルプロ野球シリーズのようなスポーツ系ゲームを手がける一方で、ときめきメモリアルシリーズのような恋愛ゲームも制作している会社。
個人的には幻想水滸伝シリーズが好きです。
【作品傾向】
- 硬派乙女ゲーム
- 版権もの作品も多い
【代表作品】
- ときめきメモリアル Girl’s Sideシリーズ
- テニスの王子様 ~学園祭の王子様~
そして、ときメモの乙女ゲー版「Girl’s Side」は声優さんが自分(主人公)の名前を読んでくれるという画期的な機能を備えていることでも有名な作品。
3DS版とPSP版があり、発売年数も少し古いですが乙女ゲームとしては王道なので、ぜひともプレイしてほしい作品です。
4.ネオロマンス(コーエー)
乙女ゲームの金字塔である「アンジェリーク」を作った会社です。ここから乙女ゲームの歴史は始まった…!
ちなみに、ネオロマンス(シリーズ)はゲームの総称で、株式会社コーエーテクモホールディングスのルビーパーティーという部門が手掛けてる乙女ゲーム作品群のこと。(アンジェリークシリーズ、金色のコルダシリーズ、遙かなる時空の中でシリーズなど)
【作品傾向】
- 作業がある(戦闘や自己育成)
- 作品の内容が基本的に濃いのでプレイ時間も長い
- 歴史系が強い
【代表作品】
- 下天の華シリーズ
- 金色のコルダシリーズ
- 遙かなる時空の中でシリーズ
- アンジェリークシリーズ
など
基本的には作業有りの乙女ゲー。ゆえにあまり初心者向けではないものの、作品としては非常に丁寧に作られているものが多いので、ぜひ手にとってほしいです。
また、ゲームに関する声優さんが出演するイベントも多いので、リアルも充実(笑)
5.ブロッコリー
野菜ではありません。
ゲームだけではなく、カードゲームやグッズも手がけています。
【作品傾向】
- うたプリ=ブロッコリー。ブロッコリー=うたプリ(もはや作品傾向ですらない)
- ミニゲーム要素有り
【代表作品】
- うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ
- 神々の悪戯(かみがみのあそび)
など
うたプリも、神々の悪戯もミニゲーム要素があるので、2018年7月発売予定の「殺し屋とストロベリー」もおそらくミニゲームがあるかと。
作品数は多くないものの、一つ一つをじっくり生み出している感じはするので、大きくハズレはせず、初心者にもおすすめです。
6.COMFORT
アルカナ・ファミリアシリーズをメインに手がける会社。
【作品傾向】
- 設定が独特で面白い
- ミニゲーム要素あり
- グラフィックデザインが綺麗
【代表作品】
- アルカナ・ファミリアシリーズ
- POSSESSION MAGENTA
色んな乙女ゲームをやって次何やろうか迷ったら選択肢にいれるのも有り。
7.D3パブリッシャー
乙女ゲーム以外の作品も多く手掛けています。D3と呼ばれることが多いです。
地球防衛軍などのシリーズも作成している会社。歴史モノ乙女ゲーは真面目に作ってると思いきや、「帝国海軍恋慕情」というクソゲーも生み出してしまう恐ろしい子。最近乙女ゲーはちょっと陰り気味。
【作品傾向】
- 明るい・ギャグ(歴史モノはシリアス)
- 作業がある作品が多い
【代表作品】
- Vitaminシリーズ
- STORM LOVERシリーズ
- 幕末恋華シリーズ
など
vitaminシリーズはシステム、ストーリーどちらも良く、初心者の方にもプレイしてほしい一品。スチルの残念さ加減はプレイしていれば気にならなくなります(笑)
8.Daisy2
PCゲームを制作しているブランド。基本、発売してからそんなに間をあけずに、他ゲーム機種に移植してくれます。
【作品傾向】
- ノベルゲーム
- シナリオが丁寧に作りこまれている
- 演出がいい
【代表作品】
- 三国恋戦記シリーズ
- 絶対階級学園
ストーリーも丁寧で、金太郎飴的なところもありますが、各キャラで反応や取り組み方が違うのでそこまで金太郎飴感はないと思います。
初出はPCなものの、携帯ゲーム機に移植してくれるので、「PCでやるのはちょっと…」という場合は少し待ちましょう。その間ネタバレに遭遇しないよう、ご注意を!
9.eXtend
文化放送エクステンドの乙女ゲームブランド「eXtend」。本数は少ないものの、個性的な作品を生み出しているので、コアなファンが多いです。
【作品傾向】
- 他にない舞台設定
- 事件解決ストーリー
- 背景が綺麗
【代表作品】
- 逢魔が刻~かくりよの縁~
- Side Kicks!
- ハイリゲンシュタットの歌
個々の作品は有名ではないものの、1度はプレイしてほしい作品たち。ハイリゲンシュタットはamazon評価は低めですが、乙女ゲーをいくつかやっていれば良作に感じると思います。ゆえに初心者向けではあまりないかも。
10.dramatic create
主にPC18禁乙女ゲー、ギャルゲーを移植している会社。
【作品傾向】
- 移植メイン
- 乙女ゲー、BLゲー、ギャルゲーと幅広い
- 「原作PCゲーをやりたい」と思ったら選んでみるのもあり
【代表移植作品】
移植先はvita、PS4、PSPの3つ。コンビニで印刷できるSSプリントもあります。
原作のPCはアダルト指定のものもありますが、基本的に移植後はR指定外れてます。が、個人的にはエロはエロこそ醍醐味だと思っているので(笑)移植作品が楽しめたら、原作に戻ってプレイするのもいいと思います。
11.honeybee
株式会社アスガルドの癒し系のCD
【作品傾向】
- 人気声優さんのCDを多く発売
- メディアミックスとしてゲームも発売
- ゲーム作品は明るいものから、殺伐としたものまで幅広い
【代表作品】
- Starry☆Skyシリーズ(CD・PSP)
- 青春はじめました!(PSP)
- あやかしごはん(CD・PCゲーム)
- 羊でおやすみシリーズ(CD)
など
ただ、ゲームのみ、CDのみというものもあるので、そこはご注意を。ゲームの方はシステム周りがちょいと不便なこともありますが、Starry☆Sky(スタスカ)シリーズは乙女ゲーとしては歴史があるので、色々やり尽くした!というあなたにはオススメ。
12.Primula
ゲームもCDも手がける会社。
【作品傾向】
- Primula=大正×対象アリス
- 丁寧な作品作り
- ゲームのドラマCDや、別シリーズのドラマCDも展開
【代表作品】
- 大正×対象アリスシリーズ
- 戦国添い寝(CD)
元々はPCゲーで、下で紹介するPROTOTYPEがvitaに移植しています。
13.PROTOTYPE
数多くの乙女ゲー作品を移植している会社。
【作品傾向】
- 乙女ゲー、ギャルゲー、ビジュアルノベルなどを移植
- システム周りが秀逸(選択肢ジャンプ、巻き戻し機能など)
【代表作品】
- 三国恋戦記(原作:Daisy2)
- 大正×対称アリス all in one(原作:Primula)
- 吉原彼岸花 久遠の契り(原作:MariaCrown)
など
と、いうことでvitaのゲームをAmazonで買おうとしたときに「プロトタイプ」と書いてあるものを見かけるかもしれませんが、移植会社であり原作会社は別ですのでご注意を。
14.QuinRose
QuinRose(クインロゼ)はブランド名で、親会社は株式会社アートムーヴ。現在は事業停止しており、クインロゼ作品の公式サイトも閉じてしまっています。
sonyのソフトウェアカタログでゲームの紹介は見ることができるので、そちらを参考に。
【作品傾向】
- 流血沙汰系(グロではない)
- 殺伐ヒロインで個性的。人を選ぶ
- 世界設定が独特
- 一味違った作品をプレイしたいときに
【代表作品】
- ハートの国のアリス
- アラビアンズ・ロスト
- あさき、ゆめみし
など
ハートの国のアリス(ハトアリ)などのアリスシリーズはいくつか作品がでているので、普通の乙女ゲーに飽きた手にとってみてください。個人的に好きなのはアラビアンズ・ロスト(アラロス)ほうですが(笑)
15.Rejet
知ってる人は知っているRejet作品。ちょっとクセが強い作品が多いです。
【作品傾向】
- シリアス・鬱・暗いが多め
- ノベルゲーム
【代表作品】
- 剣が君
- BLACK WOLVES SAGA
- TOKYOヤマノテBOYS
など
中には明るいものもありますが(TOKYOヤマノテBOYSとか)基本、パッケージで「あ、これ暗めだな」っていうのはわかります(笑)
最近はアイドルゲーにも力を入れています。
16.TAKUYO
PS2時代から乙女ゲーを手掛けている老舗であり、一風変わったゲームを作ります。株式会社拓洋興業が本名。TAKUYOはブランド名。
【作品傾向】
- 基本明るい
- 携帯ゲーム機の作品はシリアスが多い
【代表作品】
- ひめひび
- カエル畑でつかまえて
- 死神と少女
など
しかし一変、PSP作品はシリアスなものが多く、どうしたTAKUYO(笑)作品の質は変わらず、面白いのでどれをプレイしても大きなハズレがないのもいいところです。
まとめ
以上!
乙女ゲーム制作会社の傾向の紹介でした!
これで次からゲーム制作会社を見れば「あー、あの感じのゲーム作るところね」と、他の人と違う視点で見ることができるようになりますよ♪
次にプレイする作品に迷ったら、会社も参考にしてみてください。
では、ここまでお読み頂きありがとうごございました!
次の記事でお会いしましょう!
[aside type=”normal”]次の作品に迷ったら…こちらの記事もどうぞ。
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