この間、職場で新商品のデザインアンケートをとったら、見事に私がいいと思ったのに票がなかったw
そんなわけで!
クソゲーオブザイヤー(乙女ゲー部門)受賞
『帝国海軍恋慕情』のクソーゲー理由と改善策
をトロコンした私が考えてみました!!
ちなみに、同じくクソゲーオブザイヤーを受賞している葵座異聞録や遙か5などもフルコン済なので、KOTY耐性は強いです。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
- 帝国海軍恋慕情のKOTYなポイント
- そこに対して私が考える改善策
[voice icon=”http://otomechannel.com/wp-content/uploads/2017/01/sirita-miko6.jpg” alt=”” width=”150″ height=”150″ type=”l line”]逆にどこまでクソゲーなのか知りたい。[/chat]
そんなあなたにお楽しみいただけたら幸いです。
0.『帝国海軍恋慕情 横須賀行進曲』とは?
公式サイト:帝国海軍恋慕情~明治横須賀行進曲~
タイトル: | 帝国海軍恋慕情~明治横須賀行進曲~ ていこくかいぐん こいぼじょう めいじよこすか こうしんきょく |
発売日: | 2015年9月25日発売 |
プラットフォーム: | PlayStation®Vita/PlayStation®Vita TV対応 |
価格: | パッケージ版:5,980円(税抜) ダウンロード版:5,500円(税抜) |
CERO: | B(12才以上対象) |
キャラクターデザイン・原画: | わいあっと |
開発元: | ヒューネックス株式会社 |
発売元: | 株式会社ディースリー・パブリッシャー |
ジャンル: | 恋愛アドベンチャー |
あらすじ
ときは明治三十六年ーー
日清戦争の戦禍も癒えはじめたそのころ、美萩園緒(みはぎそのお・主人公)は師範学校を卒業したが、働き口を見つけることができず困窮していた。
そんな折、自宅からそう遠くない「横須賀鎮守府」で絵描きの募集をしていることを知り、自分の描いた絵を持って面接に向かう。
しかし、建物内で迷っていると、海軍音楽隊(軍楽隊)がスパイとして働いているところ(打ち合わせ中であった)を目撃してしまい、さらに見つかってしまう。
秘密を洩らせない軍楽隊側と仕事を探している彼女の思惑は一致し、彼女は「軍楽隊付きの画家・兼・スパイ見習い」として軍に所属することになった。
しばらくはポスター描きのかたわら庶務的な仕事に従事していたが、ある日、上司・伊予部に呼び出され、ほかの軍楽隊メンバーと組んで実際のスパイ任務に当たるようにとの指令が出る。
こうして彼女の人生初のミッションが始まったのだったーー
キャラクター
0-1.前提として
まず、そもそも「ゲーム製作費とか制作リミットに問題があったのでは?」という意見を見かけたので、乙女ゲームを楽しむ消費者の立場として…という意見を書いておきます。
●このひどさは確かに制作側の事情があるように思える。
●が、消費者(プレイヤー)はそこまで慮るものではない。そこまで気遣ってほしいと制作側が思ってるなら、それは甘え。
●そもそも万人受けの作品は無理。だが、KOTYは総合評価でそれを決めている。よって、個人の感情ではなくトータル的にみて「クソゲー」と判断されている。
●消費者が作品に求めるレベルが上がっているので、一昔前ならいけた作品でも今は駄作になる。
帝国海軍恋慕情を発売しているD3パブリッシャーは数々のゲームを手掛けており、乙女ゲームでもvitaminシリーズや幕末恋華シリーズを世に送り出しています。
よって、ゲーム制作初心者でもなく勝手が分からないわけでもないので、「制作者も大変だったんだろう」といった配慮は正直しにくいです。
まあ、消費者サマとしての意見になってしまうので、一社会人としては大人の事情ってやつかなとも思いますが。
ともあれ、そういった製作者側の事情は横に置いておいて。
世に出た作品として、いろんな角度からクソゲーポイントとその改善策を探っていきたいと思います。
ポイントは大きく分けて3つ
- ストーリー
- 絵柄・スチル
- 主人公の性格
以上です。
まずはストーリーから参りましょう!
ちなみに私の攻略順番は
深山→小宮山→原→平塚→伊予部
です。
深山を最初にやったのは取説で最初に出てくる子だったので、話の全貌が見えやすいかな…と思いそうしました。
あとはパッと見が好みじゃない子からやっていきました(笑)最終的には伊予部→小宮山以下同順ぐらいの気持ちに変わってます。
1.ストーリー
シナリオ・ストーリーは乙女ゲームの中でも重要なポイント。そのストーリーでダメだったポイントは4つ。
- 展開が単調
- 共通ルート無し!3人目ぐらいでやっと全貌が見える
- 設定の問題(海軍・明治36年)
- 重要・見たいイベントが抜ける
一つひとつみていきましょう!
1-1.展開が単調
最初に深山をやってしまったせいかもしれませんが…とにかくストーリーに緩急がなかった。
最終的に5人全員攻略したあとも…盛り上がったのは小宮山さんと曹長くらい…かな。平塚さんのノーマルエンドもちょっと燃えたかな。
大正時代、それも軍楽隊とはいえ海軍。もうちょっとピンチなところはよりピンチに、華やかなところや日常、ギャグパートなど和むところも…っていう差がほしい。
起承転結とはいったものだけど、テンポ的には起承承結みたいな。「転」がいまいち響いてこなかった。
多分、ライター的にはここが「転」っていうのがあると思うんだけど、周りとの差がなさ過ぎて分かりにくかった。
🌱改善策🌱
例えば、深山ルートで襲撃犯である深山の弟が牢を抜け出したとき、もっと疑われてもよかったと思うし。
軍楽隊以外の人間の反応を取り入れて、深山が孤立していく感じを出してほしかった。そしたら軍楽隊は、主人公は味方やで!って強く言ってあげられる(笑)
試練や壁をもっと辛く、高く、到底超えられそうにない…ってこっちが思えるようだったらよかったと思う。
1-2.共通ルート無し!3人目ぐらいでやっと全貌が見える
D3の乙女ゲーってvitaminシリーズも幕末恋華シリーズも共通ルートがないんですが、この作品もなく。
話の見せ方としては、幕末恋華シリーズに近かった。一人ひとりプレイしていって、ようやく全貌がつかめる。
だから、メインシナリオという大きな川があって、それを攻略対象たちと様々な角度で見ていって、頭の中で繋げていく必要がある。
🌱改善策🌱
全員見て全貌がわかるのはいいんだけど。
でも、今回は明治36年、海軍っていうあまり馴染のない時代・舞台なので共通ルートでその辺の時代の様子とか、軍楽隊の普段の様子とかをもっとしっかり見せてほしかった。
幕末とかならいろんな作品で触れることもあるし、学校の授業でもそこそこ盛り上がる所だと思う。
でも、明治36年ってなると…浅学で申し訳ないけど、正直全く思いつくものがない。調べてみても翌年日露戦争が開戦したっていうことぐらい。
仮に、幕末や戦国のような使い古された時代であってもプレイヤーを世界に入れるためにはやっぱり導入がほしい気がする。
さらに言うのであれば、軍楽隊の人間関係がさっぱりだった。(原さんがちょっと遠巻きにされてるとかわからなかったし)
そのへんも見せてほしかったなあ。そしたら曹長ルートもっと感動できた。
曹長ルートに制限かけてでも最後にさせて、軍楽隊のみんなが曹長をどれだけ信頼してるか、仲間同士の絆とかもみせてほしかったー。
そしたらもっと添田がにくにくしく感じられた(笑)
1-3.設定の問題(海軍・明治36年)
先述したけど、明治36年っていう史学科や歴史好きでもない限りすぐさま「あーあの頃ね」みたいなのが思いつかない時代。
そして、海軍の軍楽隊。もっとなじみがない。
そこにプレイヤーをぽんっと投げ入れても、見ず知らずの人の家に遊びに来ましたーみたいな感覚。
馴染めないし、のめりこめない。
どのルートでも基本最後は日露戦争に出兵されていくんだけど…軍楽隊がそこでなにをするのか。
一兵卒として戦うのか、原さんのようにそれなりの地位をもらって指揮する立場なのか、法螺貝でも吹くような合図を出す役目なのか。
それがイメージできなくて、ストーリーに入り込めない。
戦争に、戦地に赴くんだから死を覚悟するのは分かる。
分かるけど、どういう修羅場を潜り抜けるのか…もう少し描写がほしかった。
🌱改善策🌱
これも先述したけど、その設定を馴染ませる分だけの共通ルートがあれば、もうちょい世界観に入り込めたかな。
日露戦争勃発前の情報戦っていうのはすごいいい題材だと思うんだけど。誰も取り上げてないし(多分)マニアックだし。けど、マニアックが故にフツーの人を置いてけぼりにしてるような。
1-4.重要・見たいイベントが抜ける
これが一番キツかった。
深山さんルートで、弟と敵の本拠地に乗り込むっていうのも、乗り込み最中の様子スパっとカットされて、「あれ?飛んだ?」と疑ったほど。
特に各ルートの最後。
みんなロシアにいってどうなったんだ!
どう死地を乗り越えてきたんだ!!
主人公はその間どんな想いで過ごしていたんだ!
ED入って、再会したら「死にそうになるたび、あなたのことを思い出して」みたいなことを言ってくれるけど…
「はあ、そうっすか」ってなる。
白けてしまう。
原さんが一番感動がなかったなあ。
なんせ流れとしては「ロシアに行く、涙の別れ」→ED→「ただいま!」だからね。
帰ってきたー!やっと会えたー!!みたいな気持ちにもなれず(笑)
🌱改善策🌱
平塚さんのノーマルルートのように戦場での描写ください。想像の隙を与えてください…!
あとは、個別ルート中の重要なイベントもシナリオ長くなるかもしれないけど…ください…。
2.絵柄・スチル
パッケージで確認できるほど特徴的な絵柄。
絵師さんはオトメイトの「華ヤカ哉、我ガ一族」の人と同じ方なんですが…どうしてこうなった。
調べてみると、色塗り?の段階で違ってきてしまうようですね。私は絵のことはあまり詳しくないので分からないですが…。
普段そこまで絵の好き嫌いはないんですが…(好みの別れるvitaminシリーズや、三国恋戦記、フルハウスキスなども楽しくプレイ済み)
今回はちょっとつらかったかも。
以下、2点をお送りします。
- 3人目ぐらいでやっと慣れる
- 欲しい所で来ないと思えば連続で来る
絵に関しては改善し様がないと思うので(色塗りの方法を変える?)改善策は省きます。
2-1. 3人目ぐらいでやっと慣れる
絵柄には3人目を攻略してるところでようやく慣れました(笑)
個人的に気になったのは目と鼻。
特に平塚さんの目と曹長の鼻。
付け加えるのであれば主人公の髪型。
どういうウェーブのかかりかたしてるの。
2-2.欲しい所で来ないと思えば連続で来る
このイベントスチルほしいだろー!!っていうところで来ないと思えば、
なぜ連続で2枚も!?というスチルもあり。
このスチルを差し込むタイミングって誰が決めるんだろう。プロデューサーさんかな?
人によって見たい!と思う場面は違うと思うけど、必要のない場面での2枚連続はない(笑)
3.主人公の性格がルートによって違う
乙女ゲーの最大の関門「主人公」
もちろん、攻略相手によって多少なりとも対応が分かるのはあることなので、そこは問題ナシ。
しかし、帝国海軍恋慕情の主人公には「軸」が感じられなかったので、そこが残念。
御家再興のためとはいいつつも、そこまで固執してるようにもみえなかったし。
軍楽隊の裏稼業につかせるための設定だったのかな…?という印象を持ってしまう。
深山さんルートではひたすら恋する乙女だったし、小宮山さんルートは結構好きだったかな。頑張ってたし。
曹長ルートも同じく頑張ってたけど、無鉄砲さのほうが目についたかも。
全ルート共通していたことは、「ダメだと言われてるのに単独行動をして、攻略キャラに助けてもらう」という点。
それはあんまり貫いてほしくなかったけど…。
🌱改善策🌱
何かしら一本軸となる性格を。
年相応の落ち着きと聡明さを。
あとは口調が現代と離れていて…(そりゃ時代が違うんだから仕方がないけど)
そこも受け入れにくかったかもしれないので、もう少しだけ現代っぽい女の子の口調に。
4.Amazonレビューをみてみる
さて、上で散々色々いいましたが…Amazonレビューではどうなっているのか。
低評価は真実なのか。
検証していきたいと思います。
★★☆☆☆萌えませんでした
投稿者 りんご 投稿日 2015/9/26
フルコンプしたので追記します。
フルコンプを終えて、主人公に対する印象がだいぶ悪くなりました。
仕事に対していい加減、かつダメだと言われている単独行動で考えなしに敵地に突っ込んでは攻略キャラに助けられる典型的なお荷物主人公でした。
凛としたビジュアルの反面言動の幼さが目立ち、嫌なギャップがプレイヤーのイライラを煽ると思います。恋愛過程もほぼなし。
日露戦争という重いテーマの作品ですが、切なさや葛藤は皆無。
ほとんどがスパイ活動に絡む事件で、日露戦争に絡む描写はラストに多少あるかないかです。軍服至上主義、設定さえよければどんな駄目シナリオにも耐えられるという方以外は購入されない方がいいかと。
D3のスタッフの方が公式サイトで明言されていた、軍服男子の乙女ゲーを作りたいと思って軽い気持ちで開発したゲーム、という意味が本当によく分かる作品だったと思います。おっしゃる通り非常にライトな作品に仕上がっています。
~後略~
フルコンして主人公に対する印象が悪くなったのは、全てのルートでお荷物主人公を発揮していたからですね…これはその通り。
恋愛過程がほぼなしというのは、ルートによります。
深山さんと曹長は恋愛過程さっぱりでした。乙女ゲームなんだから好きになるよね、みたいな感じで好きになってます。
他の小宮山さん、原さん、平塚さんはそれなりにわかった…ような。
しかし、D3スタッフが申していたことが本当なら、お金の使いどころ考えたほうがいいと言いたくなる。
軽い気持ちで作って、超大作になってるなら問題なけど、そのままだし。
★★★☆☆ 評価通りですが…。
投稿者 Amazon カスタマー 投稿日 2016/1/29
Amazonで購入
ものすごい酷評の中で一体誰がこのゲームを買うのか…とずっと思っていました。しかし、いました、ここに(笑)
だいぶ値下がりしていたのと好きな声優さんが何人か出ていらっしゃるので、怖いもの見たさで購入に踏み切りました。逆にこれだけ悪いとどんなに酷いんだろう?て興味が出てきました。ゲーム内容はここでの評価通りです。 あえて私がまた輪をかけて酷評することもないと思いますが、シナリオはほんと薄いというか、早急に話しが進んでいきます。面白くはないです、ハッキリ言って。
ですが、私は今あまりゲームに費やす時間がなく、夜に少しだけプレイするという感じなので、これくらいの内容で丁度いいかな、とも思っています。長いお話しだとどこでキリをつけていいかわからなくなってしまいますから。
先ほど面白くはないと書きましたが、声優さんのおかげで最後までプレイはできました。
絵は確かに独特で好みが分かれるかもしれませんが、私は可もなく不可もなく、といった感じです。
内容が悪いと知った上で購入しているので私は全く腹は立ちませんが、これを通常価格で買われた方はご立腹になるのも頷けます。
~後略~
各人全10章で、1つひとつの話は短いので確かにサクッとプレイしたい方にはいいかもしれません。
それでも1人攻略するのに2時間ぐらいはほしいかな?2時間半ぐらいかな。
記事本編に入る前にもキャラ紹介しましたが、声優陣は豪華です。
サブキャラにも伊藤健太郎さんや鈴木悠斗さんがいます。
★☆☆☆☆ 携帯ゲーム
投稿者いち2015年10月6日
Amazonで購入
フルコンプ済。発売日にゲット。
……な立場でもって、酷評、行きます(笑)
プレイ開始早々の感想が、「携帯ゲームかよ」。それも初期の。スマホゲー、じゃなく「携帯」ゲー。というか、プレイ終了してみると、そう書くと携帯にも申し訳ない気持ちになってくる……。
とにかく浅い。ひたすら浅い。場面転換が主人公視点の語りだけ(文章のみで絵もない、細かい経緯の説明もない)で薄いのに、気付けば命を懸けられるくらい相手を好きになる&好きになられている。「これ絶対攻略キャラ以外とHしたよね」というコトを想像させる(そうでなければオカシイ。だって水揚げされて結婚までしてるんだから……)状況に「いつの間にか選択肢も無しに勝手に思い込みだけで」陥っている。それぞれ問題を抱えているが、何故解決出来たのか謎なくらい展開が早い・薄い・安い。全員、セリフがとにかく胡散臭い。浅い。軽い。総合してなんだこりゃ、な感じでした。
ぶっちゃけ、無料ゲーやら同人ゲーの方が倍マシです。絵もなー。デッサンがいちいちなー。海軍だし明治だし、という要素に惹かれて購入したのですが、それが生かされてるな、と思う場面はミリ単位もありません。寧ろ「海軍だよ? 明治だよ?」と突っ込みたくなる展開山盛り。内務規定とかシナリオの人は考えてないのかな。考えてあれなのかな。だとしたら怖い……。
結論として、買わない方がいいです。海軍スキーな皆様は特に。好きなモノを粗雑に扱われると腹立ちますよね? 声優目的の方にもオススメ出来ない。声優さん無駄遣いです。こんなセリフを読まさせられて可哀相に、とすら感じたよ。
なるほど。
発売日にゲットして、このゲームをフルコン。
そこまで為せるのがすごい。私はユーズドで買ってしまったので…。
「薄い」という表現はとてもよく合う。
需要なイベントがすっ飛ばされたり、設定がいかしきれてなかったり。確かに「薄い」。
私は購入後、プレイ前にAmazonレビューを見ました。
低評価の嵐で「これはヤバイ…」と思ったのですが、実際プレイしてみると頷けるものばかりでした。
根性でフルコンしましたが、一番最後に載せた発売日にゲットしてフルコンした方はそこまでしないと逆にやってられない…というお気持ちだったのかもしれません。
5.個人的な感想と総評
さて、最後に私の個人的な評価を。
この作品を良い点を述べておきたいと思います。
- スキップのシステムの充実ぶり
- 初めから固定ルートで初心者も安心
以上です(笑)
スキップ機能
- 既読スキップ
- 全スキップ
- 次の選択肢までスキップ
の3つです。
特に、一番最後の次の選択肢までスキップできる機能は周回プレイにもってこい。
EDが2種類あるのでフルコンするのには使い勝手が非常にいいです。
スキップスピードもそこそこ速いと思います。
初めから固定ルート
好感度を上げてルートに入る必要がないので、初心者も安心です。
が、あまり乙女ゲーをやらない人がこの作品をプレイして「乙女ゲーつまらない」と思われるのは本望ではありませんが(笑)
EDはルートの中での選択肢によって好感度を上げていくので、そこで変化します。
5-1.感想
クソゲーと言われた作品でしたが…設定や着目点がよかっただけにがっかりした人も多かったような印象です。
かくいう私もそれで気になって買ったので。
しかも、D3の手掛ける歴史ものは史実についてよく調べてあり、面白かったんですよ。
私はそのゲームのおかげで人生観変わったところもあるし、卒論のお題目もそのゲームのキャラで書きました。
『幕末維新』に至っては調べすぎて濃すぎてあまりプレイされなかったぐらいなので(笑)
それなのに今回、それが全くいかされていなかったのは非常に残念。
歴史ものって作品を作るのは非常に難しいと思うんです。
その時代や人物に思い入れがある人はたくさんいるし、完全創作よりも慎重に扱わないといけない。
薄桜鬼のように歴史+別要素を持ってきてうまく融合できればいいけど、そうじゃない場合もある。(私はあの別要素がどうしてもだめでプレイしきれませんでした。三木さんが好きなので根性で土方さんだけはプレイしましたが)
特に、今回のように海軍属性+歴史ものとなると余計に丁寧に扱わないといけない。ファンが多いから。
それを制作陣が把握できていなかったように…思えます。
この酷評に懲りて、次歴史ものを作るならしっかりと練りこんでからこの世に出してほしいと切に願います。
では、ここまでお読みいただきありがとうございました!
いつもと違う感じで記事を書きましたが…ぜひ、ご感想をコメントにてお聞かせください♪
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