面白いかの基準は「その世界に入り込めるか」だと思う有川(@otomechan_nel)です。
せっかくゲームすんだし、現実世界とは切り離したいもんな。
今回は「黒蝶のサイケデリカ」の世界にどっぷりハマった感想をお届けします。
この記事は↓↓こんなあなた↓↓に向いてます☆
[aside type=”warning”]注意:黒蝶のサイケデリカはネタバレすると面白みがなくなるので、未プレイの乙女はぜひソフトを買ってから語り合いましょう☆[/aside]
1.個人的オススメポイント3つ
まずは、個人的に「良かった!」と思えたポイント3つをお届けします!
- 進めるのが楽しみなストーリー
- チャートが埋まるから足りないのが分かりやすい
- FDなくても完結してる(納得するかどうかはさておき)
1-1.進めるのが楽しみなストーリー
主人公も、仲間も記憶がなくて、自分が誰なのかとかココがどこなのかとか…それは俺たちプレイヤーも同じだから、ゲームに入り込みやすいよな!
で、進めれば進めるほど、謎が出てきて「どういうことだ??」って知りたくなってくんだよな。
しかもありがたいのは、ストーリーがそれほど長くないってこと。
知りたい!と思って進めてたらなかなか終わらない…ってことあるだろ?
でも黒蝶のサイケデリカはその心配もないし、しかも、Amazonのレビュー見てると「2日でフルコンプできました」って人も何人かいたぜ。
ストーリー的なところだと、6人の関係性だよなー。割と早くに山都が化け物になってさ、「俺が悪かった」っていうから、何かしたのかなとは思いながらプレイしてたけど…そのまま進めてくと紅百合には何があったか言えないっていう要素も出てきて。
この2つが絡んでるのかなと思ってたらそれだけじゃなくて、他の男たちも全員関わって…
なんつーか、謎が解明されるまでのヒントとか、エピソードがいい塩梅でで来るから余計にすすめたくなるよな!
1-2.チャートが埋まるから足りないのが分かりやすい
黒蝶のサイケデリカの特徴の一つ、チャートシステム。
これを見れば自分がどこを通ってきて、まだどんなエンドを出してないかが推測できるからありがたかったですね。
実際、「ここで分岐してるから、このルートに行くには…」って確認しながらプレイしてました。
あとはチャートを使えば途中からプレイすることが可能っていうのが、周回プレイにはすげぇありがたかったですね。
1-3.FDなくても完結してる(納得するかどうかはさておき)
大体の乙女ゲーはFDがでますが、黒蝶のサイケデリカはいい意味でこの作品だけで完結してるなあと思います。
「見てみたい!」っていうEDも網羅してるし、鉤翅のように夢も見させてくれてるし。
まあ、あとは単純に設定上FD作るのが難しい展開ではありますよね。
とくに緋影と鉤翅。
この二人を救ったら…みたいなifでもいけなくはないでしょうけど、納得できるかどうかは微妙だなあと。それやっちゃうと作品としての綺麗さがなくなっちゃうと思うんですよね。
個人的には、緋影はエンドで最後救われたような描写になってますけど、現実でも館でも2度同じことを繰り返すっていうところで、逃れられない運命みたいなものを魅せてくれたので良かったと思います。
中途半端に救いや希望を与えるくらいなら、徹底的に絶望エンドでも。
おまけ:ネタバレなしで進めたい
最後に、これは誰もが言いますが「ネタバレなしで」「前情報無しで」進めたほうが、絶対面白い。
実際、私は前情報ほぼゼロで挑みました。
知ってたのはサスペンス、緋影は最後の方がいいということぐらい。
フォロワーさんにもアドバイス頂いて、前情報はそのままなしで進めました。
で、プレイ後の感想としては、ネタバレなしが正解だと。
一番最初に書いた「知らないことが解き明かされていく楽しさ」は、ネタバレなしだからこそ世界に入り込めて、楽しめると思います。
2.個人的いまいちポイント4つ
恋に障害はつきもの…ということで、黒蝶のサイケデリカをやってて、気になったところ4つ述べていきます。
- スマートに攻略ができない
- なっちゃん好きすぎ
- 女友達ほしかった
- 大団円は鍵つきでもよかった
2-1.スマートに攻略ができない
途中で入る強制ショートエピソードの消化がキツかった…!!
本編進めてて、気になる気になるってなりながらやってたら、「ショートエピソード○個読破しろ」みたいなのが出てきて。
これが話をぶった切られたようでちょっと辛かったなー。本編の流れを忘れるとかではなくて、本編が気になってショートエピソードに身が入らないというか(笑)
楽しみきれなかったので、いっそ本編どのエンドでもいいからクリアしたあとに見れるようになるのが良かったかなーとか。
まあ、それだとこのゲームの好感度設定の変わりになってるから元も子もないけど(笑)
2-2.なっちゃん好きすぎ
最初自分=主人公のつもりでプレイしてたので、紅百合がなっちゃんを好きすぎて気持ちが汲み取りきれなかった…。
他の乙女たちの感想をみてると、「好きまではいかないでも憧れのような気持ちが」っていう解釈の方もいたんですけど、私的には完全に好きだよなーって。
乙女ゲーって「好き」って気持ちだけはプレイヤーにゆだねなきゃいけない部分だと思うので、そこが完全に自分の認識とズレてました。
「好き」の相手を自由に選べることが乙女ゲーの醍醐味だと思うんだよね…。
で、過去についてであっても攻略対象の誰かに「好き」の気持ちを持ったことがあるなら、それは今にも繋がってしまうからプレイヤーが自由にはできなくなるなと思う。
2-3.女友達ほしかった
乙女ゲーなのでいいっちゃいいんですけど(笑)
女友達ほしー!!!あれだけ友達いるのに、男友達だけっておかしいよね?いや、乙女ゲーだからそこ突っ込んじゃいけないのかもだけど!(笑)
友情エンド欲しかったよ…でもいたらいたで、男友達の好きの感情がそっちに向く可能性が出てくるから面倒くさいのかな…。
2-4.大団円は鍵つきでもよかった
初回でベストエンドにたどり着けるようになってたと思うんですけど、まあ、それはいいとして。
なっちゃんのことをなかったことにする大団円エンドは、鍵付きで一番最後に見れるようにしてくれても良かったかなーと。
途中でみちゃったばっかりに、現実逃避エンドかと(笑)
「大団円って名前も良くない」っていう感想をちらほら見かけましたが、そのとおりだと思いますね。
全部知ったあとで、あのエンドなら、受け入れられたかな。そういう夢物語も。
3.まとめ
今回は「黒蝶のサイケデリカ」総評と言う名の全体感想をお送りしました!
簡単にまとめておくと…
オススメポイント
- 進めるのが楽しみなストーリー
- チャートが埋まるから足りないのが分かりやすい
- FDなくても完結してる(納得するかどうかはさておき)
- ネタバレなしで進めたい
いまいちポイント
- スマートに攻略ができない
- なっちゃん好きすぎ
- 女友達ほしかった
- 大団円は鍵つきでもよかった
黒蝶のサイケデリカは、非常に評価の高いゲームです。だからこそ、良い点・悪い点を知って購入を決めようという乙女もいると思います。
ぜひ、参考にしていただけたらと思います!
また他の記事でお会うぜ!
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